舞阪の生しらすが販売されない理由
2016/01/21
浜松の海の産地舞阪といえば舞阪しらす干しの産地として全国に知られています。舞阪・新居のしらす漁の漁期
は毎年3月21日から翌年の1月14日まで、現在は休漁期間にあたります。
他の港では生しらすが販売され、生しらす丼などが楽しまれていますが、舞阪では販売されていません。
その理由は舞阪が全国に誇るしらす加工基地であること、獲れた全量のしらすを競り場からすぐに加工場に運び
おいしいしらす干しを製造していることによります。
全国から期待される舞阪しらす干しの味がおいしいのは漁師さんと加工業が両輪となってよいしらすを獲り加工
しているから。加工業の味の競いもあり、全国でもトップの味として人気を集めています。
生しらすを販売するより、しらす干しとして需要が極めて高い舞阪・新居のしらすなのです。