
小松菜炒め

愛読している料理雑誌の今月の特集は「炒めもの」!

中国の家庭料理を長年伝えて続けている料理家の「ウー・ウェン」さん。
「炒めもの」調理方法は簡単だが、「美味しく仕上げるに、
素材の下準備が大切」。と話す
野菜一種類なら失敗が少なく、素材の持ち味を
ストレートにたのしめるようだ。

「小松菜炒め」に挑戦してみる。
調理のポイントは「塩使い」。

小松菜の根元を切り落とし、長さ3㎝に切り揃える。
ボウルに入れ、塩をまんべんなくまぶし、
10分ほど置いて、かさを減らす。
その間に、白ネギを斜め薄切りし、フライパンにごま油を熱し、
香ばしい色がつくまで炒め、かさの減った小松菜を加え、
塩で引き出された水分にしっかり熱を伝える事。


炒め過ぎるとベチャベチャになるので、
火の通りの見極めが肝心。
しんなりする手前で火を止め、黒コショウをふって完成!
こんがり炒めた白ネギとの相性も抜群で、塩味だけとは思えない。
シメジ、油揚げとメンツユで炒め煮した小松菜とは違う
美味しさが引き出され、温かいサラダのような味わいになった。

by石塚
ハチの巣を撃退!

庭に向う通路を歩いていると、一匹のハチに遭遇した。
夏から秋にかけてハチの動きが活発になる季節。
目で追うと、戸袋の下方へ入っていた。そっと下からのぞく、
なんとそこには、テニスボールくらいのハチの巣を発見。
何匹ものアシナガバチがうごめいていた。

知らずにそこを通っていたので、思わず背筋が寒くなった。
どうしよう。過去には、庭の椿の木に大きなハチの巣を作られて、
しばらく近づけなかった苦い経験がある。
対処は早い方がいいと、急いでホームセンターに行って
ハチを撃退するスプレーを買ってきた。

説明文をよく読んで、行動開始!

完全防備の服装。
ハチを刺激しない白いパンツにフード付きのウインドブレーカー。
ゴーグルにマスクをして、手袋、足元は地下足袋。

巣から3~4mの距離から30秒噴射!

ドキドキしながら、心の中でカウントして、
飛び出してきたハチにも注意しながら、なんとか刺されないで完了!
撤去したハチの巣。
放っておけば、どんどん大きくなるだろう。
かわいそうだが、ハチの巣は勘弁してほしい。
自然や動物、昆虫と共生して行くのは、やっぱり難しい!
by石塚
杜人!

シネマイーラで映画を観た。
人間よりも自然に寄り添う理念を持った造園家で地球再生医の
矢野智徳を追ったドキュメンタリー映画「杜人」!

開演時間より早めに行ったが、受付はかなりの人が並んでいて
こんな光景は初めてみた。
先日の監督の舞台挨拶は満員だったらしく、関心の高さが伺える。
この日もロビーには人があふれ、8割以上の席は埋まった。
70年代以降の土地利用の開発は、里山の森を無くして、
住宅地にしたりして、コンクリートで固めて、大地を窒息させる
方向に進んでいる。
造園業界や現代土木の世界では見落とされてきた、
生態系全体に関わる大地の機能を回復させ、大地を呼吸させるのに、
彼は全国を飛び回っている。

人工物を完全に撤去せず、コンクリートも悪者扱いせず、
穴を開けたり、組み直して大きな岩のような役割を持たせる。
その考え方には共感出来る。
東日本大震災後、海岸線の防潮堤が今まで以上に、
要塞のようなコンクリートの巨大な壁になった映像をみると、
本当にこれでいいのかなと思う。
地球環境の再生に一石を投じる映画だ。
by石塚
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