山本二三展!
浜松城公園の森を歩くと、蝉の大合唱が」聞こえ、もう夏の装いである。
浜松市美術館では、7月初旬から「新・山本二三展」が始まっている。
誰もが知る国民的アニメーション映画で、
宮崎駿、細田守、新海誠などの映画監督は知っているが、
美術監督の山本二三の名前は初めて知った。
様々なシーンを演出しているが、
心に残っているのは、「もののけ姫」だ。
娘が幼い頃、一緒に映画を観に行ったが、
子供にとって真っ暗な空間と大きな音は、怖かったに違いない。
映画館に入ってもすぐ「帰る」と出てしまった事があった。
何回目かの挑戦で観た「もののけ姫」は、
初めてエンドロールまで観る事が出来、娘の成長を感じた思い出の映画だ。
観る人それぞれの記憶に残るアニメ映画を世界に誇れる
日本の文化へと押し上げた山本二三の貢献は大きいだろう。
今回も音声ガイドを使って、
その作品のこだわりを聞くと、より楽しむことが出来た。
初公開、浜松のための新作「桜舞う浜松城」をみて、
その絵はがきを買って帰る。
浜松城公園のスタバでコーヒー片手に余韻にひたった。
by石塚
肝炎ウイルス健診!
浜松市の健康増進課から緑色の封筒が届いた。
「大切なおしらせ!」とあり、肝炎ウイルス健診「無料受診券在中」の文字。
ほとんど関心がなかったので浜松市のHPで調べてみると、
B型、C型のウイルス性肝炎の患者は、
全国に約250~300万人いるとされ、国内最大級の感染症。
感染しても、「沈黙の臓器」と言われる肝臓は、
ひどくなるまでほとんど自覚症状が現れない。
そのまま放置すると、長い年月をかけ、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんへと、
進行する事があると言う。
検査しない限り気がつかない事がほとんどらしい。
1度も受けた事がないので、実施医療機関一覧から、
近くの病院に予約を入れて、検査してみた。
採血されるだけですぐに終了。
検査結果は1~2週間後。
たぶん大丈夫だろうとは思っていたが、もしかしてと
ドキドキしていた。
ちょうど2週間後に届いた結果は「陰性」。
ほっとひと安心した。
長いこと生きて来て、今まで1度も入院したことがなく、
大きな怪我もない。
丈夫に産んでくれた両親に感謝して、
日々健康には気を付けて、楽しく暮らしたい。
by石塚
憧れを超えた侍たち!
3月に日本中を興奮の渦に巻き込んだ
「第5回ワールド・ベースボール・クラシック」
日本が優勝を決め、
大谷翔平が帽子もグラブも投げ飛ばし姿は
記憶に新しい。
TV中継の視聴率も40%を超え、注目度を物語った。
そのドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち~世界一への記録~」
が4週間の期間限定で上映された。
ほとんど宣伝されず、たまたま知ったのが、
終了の2日前で、サンストリート浜北まで、観に行った。
TV中継やニュースの映像では知れなかった事があり、
結果はわかっているのに、引き込まれてしまった。
大谷翔平がMVPには間違いない。
でもダルビッシュの優しさにグッときた。
36才のいろいろ経験した今だから若手に
教えられる事があり、
成長しようという意欲も感じた。
佐々木朗希が投げたメキシコ戦。
尋常じゃないプレッシャーの中、
ホームランを打たれ、ベンチ裏で一人
涙を流す姿は切ない。
この経験は彼をより強い選手にしてくれるだろう。
自分の役割をわかっている選手と
栗山監督の信じる心が、
大きな力を生み出した優勝だろう。
by石塚
地味ごはん!
「料理の師匠」と勝手に読んで、リスペクトしている和田明日香。
2年前にレシピ本「10年かかって地味ごはん」
を発売して以来の活躍は目を見張るものがあり、
姑の平野レミを超えてしまった感がある。
今回、続編の「楽ありゃ苦もある地味ごはん」が発売され、
我が家の定番になった料理もたくさんある。
その一つに「セロリの酢漬け」がある。
これは中華名店の一品を真似たもの。
まず、セロリを斜め薄切りにし、塩で揉んで5分置く。
保存容器に醬油、黒酢、砂糖、だし昆布、赤唐辛子、
つぶしたニンニクを入れる。
水気を搾ったセロリを加えて、30分もすれば食べられる。
簡単に作れ、セロリが苦手な娘婿にも好評である。
彼女には、違った才能もある。
日曜の深夜、NHKFMラジオ番組「眠れない貴方へ」を
隔週で担当している。
声がいい!
落ち着いた話し方に安心感があり、
「癒される」の一言では言い表せない。
リスナーの悩みに素直な感情で返すのが心地いい。
深夜の番組なので、「聞き逃し」で聴いて、
料理のBGMにすると、味が整う気がする。
by石塚
ぬか床のメンテナンス!
昨年の10月以来、暑い夏を迎える前に
ぬか漬け教室が開かれた。
会場は、閑静な住宅街にあるカフェで、以前は旅館だったらしい。
年に数回この教室があるおかげ、続けるモチベーションが保たれ
ぬか床もなんとか生きている。
生徒は6人で、個々のぬか床とぬか漬けを味わって
先生のアドバイスを聞いた。
それぞれ味や色が違って面白い。
茄子を漬け過ぎるとぬか床の色が濃くなるようだ。
日本酒を入れると味がまろやかになる。
キャベツやブロッコリーの芯を漬ける話を聞いて、
さっそく漬けてみたくなった。
楽しみなのはランチ。
先生のぬか漬けをご馳走になる。
秀逸だったのは、イカのぬか漬けで、
カセットコンロを持ち込んで焼いてくれた。
いい香りが漂い、白いご飯が進む。
パプリカの赤、黄色。子メロン、カブ、ニンジン。
セロリがいい味を出している。
他にエシャロット、新生姜は少し長めに漬けるのがコツらしい。
大根は干して水分を抜いて漬ける。
最後に出た、わさびをのせた蕎麦湯ゼリーが美味しかった。
ぬか漬けを食べて、腸活もバッチリだ。
by石塚
BMI 26 !
本屋で立ち読みしていたら、ある特集をした雑誌に目がとまった。
『なぜ、小太りのほうが長生きなのか』...。
「間違いだらけの健康常識100」の中の
特集のページにあった。
買ってしっかりと読んでみる事にした。
キーワードは「BMI」。
肥満の程度を表し、体重÷(身長×身長)で求められる指数で
「22」が理想とされてきた。
近年は様々な研究が進み、今まで常識とされた事が見直される事も多い。
現在では「22.5~25.0」が健康で長生きできる数値のようだ。
これがいわゆる「小太り」。
自分も20代までは理想とされた「22」だったが、
現在の体重で計算すると「26」になる。
年を取れば何かしらの病気にかかり、入院する事もあるだろうが、
BMIの高い人ほど、手術や治療に体力を使っても、
余力があり回復も早いという。
とくに高齢者の栄養不足はガンよりも恐ろしく、
やせないように「健康管理」が必要のようだ。
しかし、「小太り」でも脂肪より筋肉が必要で、
それには筋肉の材料となるタンパク質を積極的に取り、
運動する事が大切。
朗らかな小太りを目指そう!
by石塚
北斎展!
浜松市美術館で先月22日から始まった「北斎展ー師と弟子たちー」
に行ってきた。
葛飾北斎は浮世絵師の中でも広重、歌麿、写楽と並び
人気の高い作家で、90年の生涯に膨大な作品を遺している。
北斎といえば「富嶽三十六景」。
大迫力の大きな涙の向こうに富士山が
描かれた「神奈川沖浪裏」。
通称「赤富士」と呼ばれる、
赤く染まった富士が印象的な「凱風快晴」。
予備知識なしで、画を前にして何を感じるかを美術館で楽しんでいる。
今回は「音声ガイド」を借りてみた。
女性講談師の軽妙な語り口が、
その画を楽しませてくれる。
今回、こころ惹かれたのは、妖怪絵。
怪談をテーマにした「百物語」。
『こはだ小平二』は恨みがましい表情の骸骨が描かれている。
北斎のは、解剖学の知識もあったようで、
頭蓋骨の縫合線の描き方にリアルさを感じ、
赤色の使い方にビビットときてしまった。
グロテスクではあるが、どこかユーモラスで愛嬌がある画だ。
他にも「お岩さん」「笑ひはんにゃ」「さらやしき」など
北斎の描くおばけは個性派ぞろいで、北斎の描く怪しい画に、
こころ奪われた、ひと時だった。
by石塚
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